Ex.エディタについて

  1. テキストエディタ

    テキストエディタとは, その名のとおりテキストを編集するソフトで,
    Windowsだとメモ帳が一般的だ

    しかし, メモ帳は誰にでも使いやすい反面プログラミング向けではない

  2. emacs

    emacsはプログラミングに用いられるテキストエディタの中でもvimに並んでかなり有名なソフトだ

    情報工学科に入るのならばどちらも授業で使用することになるが,
    この講義ではemacsを用いる

    端末で以下のように入力してみよう

    $emacs &

    &バックグラウンドで実行することを示す
    これがなければ, この端末はemacsを終了するまで使用できなくなるので注意しよう

    emacsではコントロールキー(Ctrl)オルタネートキー(Alt)を多用するので位置をきちんと把握しておこう
    コントロールキーはAの左, オルタネートキー(以下オルト)はZまたはXの下だ(キーのレイアウトはメーカーなどによって異なる場合がある)
    この先はこの2つのキーとその他のキーを組み合わせてさまざまな操作を行うことになる

    今後, コントロールキーを押しながら, をC-
    オルトキーを押しながら, をM-で表す

    emacsを終了したい場合は, C-x C-c
    コントロールキーを押しながらxを押した後, コントロールキーを押しながらcだ

    ほかにもemacsにはさまざまな機能があるが,
    中でもよく使うと思われる操作を以下に示す

    キー入力 意味 操作
    C-g 操作をキャンセルする
    C-f forward カーソルを進める(→)
    C-b backward カーソルを戻す(←)
    C-p previous カーソルを前の行へ(↑)
    C-n next カーソルを次の行へ(↓)
    C-a カーソルを行頭へ
    C-e end カーソルを行末へ
    M-<(Shift-,) カーソルをファイルの先頭へ
    M->(Shift-.) カーソルをファイルの末尾へ
    C-x C-f find file ファイルを開く
    C-x C-s save file ファイルを保存する
    C-x C-w filename [ENTER] write file ファイルをfilenameとして保存する
    C-x C-c emacsを終了する
    C-\ 日本語入力に切り替える
    C-x h すべて選択
    C-@ 選択範囲指定
    C-w 切り取り
    M-w コピー
    C-y yank 貼り付け
    M-x goto-line [ENTER] num goto line カーソルをnum行目へ
    C-_(Shift-\) 元に戻す


  3. vim

    vimはプログラミングに用いられるテキストエディタの中でもemacsに並んでかなり有名なソフトだ

    情報工学科に入るのならばどちらも授業で使用することになるが,
    emacsは2年のUNIXリテラシーでみっちり教わることになると思うので,
    この講義ではテキストエディタとしてvimを用いるが,
    あまり詳しくは説明しない

    そのため, 基本的な説明以外はvimtutorに任せることにする

    $vimtutor

  4. モード

    vimには, モードという概念があり, 編集の際は複数のモードを使い分ける必要がある

    vimを起動すると, まずはじめにノーマルモードになる
    また, エスケープキー(キーボードの左上にあるキー)を押すことでもこのモードに移行可能だ

    このモードでは主に,

    • ファイルを開く
    • ファイルを保存する
    • vimを終了する
    • 他のモードへの移行

    などの操作を行うことができる

    が, このモードで文字を入力することはできない

    このモードで可能な操作とコマンドのうち, よく使うと思われるものを以下に示す

    操作 コマンド
    ファイルの編集 :e[dit] filename
    ファイルの保存 :w[rite] [filename]
    num行目に飛ぶ :num
    vimの終了 :q[uit]
    挿入モードに入る i
    置換モードに入る Shift-r
    ビジュアルモードに入る v

    上記のコマンドのうち, コロン(:)で始まるものは, 入力後, エンターキーを入力する必要がある
    また, 大括弧([])で囲んだ部分は省略可能

  5. 挿入モード

    基本的にvimでテキストを編集する時は, 挿入モードを使う
    ノーマルモードでiを押すと, 左下に挿入モードと表示され, キー入力がそのままファイルの内容に反映される

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